製版用フィルム出力システム


フィルムは三菱製紙が製造するトレンドセッター用のサーマルレーザーフィルム(TRF-IR830)です。
いままでの製版用フィルムとは見た目がずいぶん違いますが、製版用フィルムとしての性能は、今までの製版用フィルムと同等かそれ以上にすぐれています。
画素となる一つ一つのドットのコントラストが非常に高く、また、ドットが方形に近いため、描画された図形のエッジが非常にシャープに仕上がります。
解像度は2400dpi。それほど高解像度ではありませんが、シルクスクリーン印刷に対しては必要十分な解像度で、画像を構成するドットの特徴から、0.1mm幅以下の線で構成される小さな文字も、くっきりと描画されます。
エッジのコントラストが高いので、製版時にも、版自体のエッジをシャープに仕上げることができます。
可視光に対する遮光性が少し低いので、ベタ部分の見た目の濃度は今までの製版フィルムと比べると若干うすく感じますが、紫外線に対する遮光性は十分で、様々な製版用途に対して今までの露光条件のままで、使用することができます(D値は3.5~4.0)。
シルクスクリーン製版はもとより、エッチングやアルマイト染色などの焼き付けにおいても、今までと同じ露光条件での使用が可能です。
厚みは195μmあり、折れ曲がりにくいので、「ペコ」と呼ばれる折れ目がつきにくくなっています。
また、厚みがある分、伸縮も少ないので、トレンドセッターの寸法精度と相まって、高い寸法再現性を実現しています。(1000mmに対して±25μm)
表面は保護層によって保護されているので、汚れた場合はフィルムクリーナーやアルコールでの拭き取りが可能です。
油性ペンでの書き込みも、今までの製版用フィルムと同様に可能です。








<フィルム保管に関する注意事項>
①常温・暗所で保管する
②平らな状態で保管する

使用する描画装置は、Kodak製のトレンドセッターです。
オフセット印刷用のプレート版に描画するためのものとして今から十五年以上前に開発されたもので、非常に信頼性の高い機器です。
寸法精度も極めて高く、1000mmの描画に対して±25μmの精度があります。
Kodak独自のSquareSpot技術により、パターンを構成するドットが方形に近い形状をしていて、コントラストも高い為、パターンのエッジを非常にシャープに描画することができます。
三菱製紙が製造するTRF-IR830を2400dpi(または1200dpi)で描画することができます。
RIP(※)ソフトは、DIARIBREで、バージョンは13となっていて信頼性の高いものです。
このRIPは、非常に自由度が高く、網角、線数ともに数値入力で自由に設定できます。
また、網点形状の種類も非常に豊富です。(網点の種類と形状はこちら)
※イラストレーターといったアプリケーションで作成したデータを、フィルムを描画するためのtifデータに変換するソフト





レーザーテクノロジー
830nmサーマルレーザーダイオード
SQUARE spotイメージング
解像度:2,400/1,200 dpi
外面ドラム方式
最大メディアサイズ(TRF-IR830使用時)
838×1,123mm
(描画範囲は828×1,120mm)
寸法精度 縦横共±25μm
(描画時 最大描画範囲に対して)
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