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大阪勧業展2025に出展

大阪勧業展2025に出展_アイキャッチ画像

今年も大阪勧業展に出展しました。
勧業展は大阪及び周辺地域の中小企業が参加して行う展示会で、参加企業は300社を超える大阪で行われるこのような展示会の中では最大規模のものです。
参加企業は業種業態を問わず、製造業はもとより各種サービス業から地域振興を行うNPOまで、幅広い業種業界が一堂に会します。

弊社は今年もインクジェット印刷をメインに、中でも転写シールを一押しで展示しましたが、それとは別に同じブース内で新しい製版用フィルムの展示も行いました。
二日間を通しての印象では、いつもより来場者が少な目かと思いましたが、おかげ様で二日間の合計で約50名の方々と名刺交換することができました。

まず製版用フィルムの方は、あまりにニッチな市場であったためか、反響はほぼゼロ。
かろうじて今取引のあるお客さんのその先の会社の方が、版下校正データを通して弊社の名前をご存じで、製版用フィルムをとりまく現在の危機的状況を危惧して弊社ブースにお立ち寄りになられました。
それに対しては、弊社が最近導入したトレンドセッターとそのフィルムについて丁寧に説明し、今後も安心して製版フィルムをご使用いただけることを理解していただきました。

製版用フィルムの宣伝には、わりと大きなポスターを用意し、製版用フィルムのサンプルはもちろんのこと、そのフィルムでシルクスクリーンの版を製版し、実際に協力会社さんにシルクスクリーン印刷をしてもらったサンプルも持って行っていたのですが、フィルムのサンプルを数枚配ったのみで終わってしまいました。

インクジェット印刷の方は、いつもと同様に幅広い業種の方からご興味を持っていただき、例えばうちのブースの近くで出展されていた、スーパー等で使われているプラスチック製の籠のメーカーさんに、声をかけて頂きました。
そのメーカーさんは、籠を新しいお客さんに売り込むため、籠本体に印刷できないか模索されていた様で、インクジェットで作成する転写シールを案内したところ、ご興味を持っていただき、転写シールのサンプルを実際に自社の製品に貼っていただきました。
そのメーカーさんとは後日ご連絡をいただけることになっています。

それ以外では、金属加工をされている会社の社長さんが来られ、現在販路を広げるためにジュラルミンを使った商品開発をしているとのことで、零細の加工業をとりまく環境やそれをどう乗り越えていくかといったことについて、情報交換することができました。
その会社さんの製品には、今の所直接使ってもらえるようなお話はありませんでしたが、同じような規模の会社で同じように生き残りをかけて具体的に動いておられるお話を聞いてとても刺激になりました。

このように、今後お客さんになってもらえるかもしれない様な会社さんと知り合うことはもとより、そうでない会社さんとも色んな情報交換をすることができるのも、こう言った展示会に出展することの大きな意義となっています。
展示会は無事終えることができましたが、せっかく知り合った方々とのご縁を未来につなげていくためにも、これからお礼のメールやニュースサンプルの発送といったアフターフォローをしっかり行っていかないといけません。

公開:2025.12.08

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