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印刷チャレンジ 〜Vol.1〜【看板<印刷編>】

看板_完成

新人河野一流オペレーターへの道

今回は実際にアクリルにインクジェット印刷していきたいと思います!
アクリル印刷といっても、ただ表面に色を乗せるだけではありません。
実は「どの面から印刷するか」で、仕上がりの美しさも耐久性もガラリと変わるそうです。
裏から印刷した方が印刷面が雨風にさらされず耐久が良いらしいので今回は裏から印刷していきます。

更新:2026.2.24 公開:2025.4.25

なぜ「裏」から印刷するのか?その深い理由

透明な素材に印刷する場合、デザインを表面に印刷する「正刷り」と、アクリルの裏側に印刷する「裏刷り(ウラズリ)」という2つの手法があり、裏刷りを採用した理由は主に2つです。
圧倒的な耐久性: 裏面から印刷することで、アクリルそのものが保護層(ラミネートのような役割)になり、雨風や摩擦に直接さらされないため、屋外看板や長く使いたい物には最適。
奥行きのある美しさ: アクリル越しにデザインを見ることで、独特の光沢感と奥行きが生まる。

今回の工程では、カラーデザインを印刷したその上から「ホワイト」を重ねます。
つまり、「アクリル板 + カラー層 + ホワイト層」という三層構造になります。
ホワイトを背面に置くことで、透明なアクリル上でも色が沈まず、パキッと鮮やかに発色させることができるんですね。
裏刷りイメージ1

準備は「反転」から。いざ、プリント開始!

裏から印刷するということは、完成したものを表から見た時に正しく見える必要があります。
そのため、印刷データはあらかじめ「左右反転(ミラー反転)」させておくのが鉄則。
これを忘れると、文字が全部ひっくり返った残念な仕上がりになってしまうので、何度もチェックを重ねました!
準備が整ったところで、さっそく作業に入ります。
裏刷りイメージ2

1.驚きの工程!?「アタリ線」の印刷

まずは材料を置くためのアタリ線を印刷します。
これは最初わりと驚いたんですが、材料を置く位置を決める線を台に印刷してしまうんですね!?
看板_アタリ線

2.徹底的なクリーニング(※重要!)

アタリ線に合わせて、慎重にアクリル板をセットします。
ここで登場するのが、粘着性のコロコロ!
「たかが掃除」と侮るなかれ。
アクリルは静電気でホコリを吸い寄せやすく、小さなゴミひとつが印刷の「抜け」や「凸凹」に直結します。
(すみません、集中しすぎてこの肝心なコロコロシーンの写真を撮り忘れました…笑)
看板_材料設置

ウィーン!と動くヘッド、そして感動の対面

いよいよプリントスタートです!
大型のインクジェットヘッドが左右にスライドし、UVインクを吹き付けながら、同時にUVライトで一瞬にして硬化させていきます。
印刷機の中では、鮮やかなフルカラーが描かれた直後に、それを覆い隠すように真っ白なホワイトインクが塗り潰していきます。
「せっかくの綺麗なデザインが見えなくなっちゃう…」と少し不安になる光景ですが、これが完成へのプロセス。
※印刷時の動画はまたInstagramやYouTubeに投稿させてもらうので是非そちらもご覧ください
看板_印刷中

印刷が終わると、ウィーンと出てくるんですが、
出てきたのは……一面真っ白な板!(笑)
裏刷りなので、この時点では背面のホワイトしか見えません。
まるで何も印刷されていない「ただの白い物体」に見えますが、ここからが一番ワクワクする瞬間です。
看板_印刷後

裏返して現れる、理想の仕上がり

慎重に板を手に取り、くるりと裏返してみると……。
「おおお、いい感じ!!!」
アクリルの光沢に包まれて、デザインがキラキラと輝いています!
ホワイトをしっかり厚めに引いたおかげで、発色も抜群。裏面が保護されているという安心感もあり、大満足の仕上がりになりました。
看板_完成

次回!設置編でアクシデント発生!?
お楽しみに 笑

▼樹脂に対するUVインクジェット印刷の詳細は以下をご覧ください。
>詳細はこちら

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