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データ保存用のサーバー

うちの会社の仕事は、もともと主に銘板製作用の製版用フィルムから始まっています。
もちろん、古くはアナログ版下での入稿が主でしたが、今ではほとんどのデザインがデータで支給されます。
今では少なくなりましたが、昔からパナソニックやソニーといった大手メーカーの家電製品についている銘板のデザインデータが色んな会社を経て入稿してきます。
それ以外でも、検査機や機械、化粧品、雑貨などの印刷に関わるデザインデータや、パッと見てもどこの何に使われるのかわからないデータまで扱っています。
それらのデータを実際の印刷等の物に変えて行くための最初の工程がうちの仕事なのです。
また、インクジェット印刷でも同様に、表彰状や名札、看板、機械の部品と言った多種多様なデータを扱います。
そして、日々数多く入稿してくるデータは、我々がインクジェット印刷や製版用フィルム用に編集しています。
問題となるのは、それらのデータの管理です。
弊社の場合は、作業者全員が社内のサーバーに、データ内部の作り方から保存名、保存する場所といった事に関する規則にのっとって保存するようにしています。
そしてこの会社で編集した全ての過去のデータを、そのデータを誰が編集したものであるかに関わらず、検索システムにより、全員が素早く参照できるようになっています。
サーバーに使用するマシンは、一般で使われるWindowsマシンです。
過去のサーバーは、それまで主な編集機として使っていたMac OS9とのデータのやりとりをするためにWindows XPが必要でした。
ただ、数年前にメインに使う編集機をMac OS Xに切り替えてきたので、サーバーもWindows10に置き換えることができる様になりました。
マシンは比較的簡単に用意できるのですが、サーバーを更新するためには、データの移行や、サーバー管理に必要なソフトのインストール、そして各クライアントマシンとのネットワーク設定等が必要で、それなりに手間がかかります。
現在は、システムとメインの保存用、そしてバックアップも含めて5台のドライブ(HDD×3台、SSD×2台)を内蔵したマシンに外付けのHDD×2台を取り付けて、サーバーとして運用しています。

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